2018.01.29

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長期滞在型寒波

2018年 1月
年明け早々の寒波が去り、数日暖かな日もありましたが、
各国の天気予報を聞く中、
ロシアのサハ共和国では-67℃…
同時期、南半球オーストラリア47℃…
およそ100℃の気温差には、驚かされてしまいました。

そして、日本にも長期滞在型の寒波到来!
朝は、こんな園庭も3時間後には、

こんなに雪遊びができるほどの勢いで雪も降り。

子どもたちにとっては、恵みの寒波(苦笑)

これはもう、楽しむしかない!

前の晩に、ゼリー容器や豆腐パック、
卵パックなどに水を張って、
園庭に置いて帰り、
次の日の朝、子どもの登園時
どうなっているかな?

子どもたちがそれを見た時、
どんな反応するかな?

(楽しみ、楽しみ ?)

「先生~、凍ってるよ!」

「これどうやって作ったん?」

「水を入れておいて、凍らせたんよ!」


「えーーー?!すごい!!」
「私も作ってみたい!!」
「僕も!!」

すると、子どもたちは
できていた氷をきれいに並べ、
容器を空にし、水道水を入れ、
再び元あった場所へ…

待つこと数十分…数時間…
「できんね…」 
「……」 

「どうして出来んのん(半泣き)」 「……」

その場にある砂や紙で、
すぐになんでも作ってしまう
子どもたちは、
今回の氷も、水を張り置いておけばすぐに出来るもの…
という思いもあったのでしょう。


おひさまが水を温かく

させているからじゃない?
これは、
先生が昨日の夜、
おひさまが沈んで、朝まで
おうちのベランダに
置いていたんだよ…と、
子どもが納得・実現
できそうな言葉を添えました。


次の日の朝、登園してくるなり、

「お家で氷作ってみた!」と
言う子が何人もいました。

おうちの方が子どもの知的好奇心をご理解くださり、
一緒に楽しんでくださったこと、
とても嬉しく思いました。

長期滞在型の寒波…大人にとっては、
あまり有難くはありませんが、
子どもはこんなにも心をときめかせながら
季節を楽しんでいるのですね。

<おまけ>
世界一寒い国として話題になったサハ共和国。
気になったので、ちょっと調べてみました。
◎-30℃くらいでは「今日はちょっとあたたかいね」という感覚らしい。
◎-50℃を下回ると、学校は休校になるそう。
◎「こんなに寒くて風邪ひかないの?」
 これだけ寒いと病原菌が生息できないので、
 病気になることも少ないとか。
 でもいざ、大きな病気をしてしまうと、 
 1000キロ離れた病院に行かないといけないので、 
 体調管理には万全の態勢でいどんでいるそうです。

皆さん、興味ありませんか?
滞在はいやでも、体感したくありませんか?(*^_^*)