2025.01.15
全体
カザフスタン視察団 その後
2025年 １月
12月、カザフスタンの方々との交流後も、
「興奮冷めやらぬ」の職員でした。
カザフスタンの方々の様子を、次の日子どもたちに話したところ、
子どもの方から、さらなる質問が。
●あんな遠い国の人が、どうやって、
ここの幼稚園を知ったんじゃろうね？
●どうやって日本に来たんかね？
どこを通ってきたんかね？
●日本の食べ物で何がおいしかったんかね？
などなど…
そこで、後日、お礼を兼ねた質問のメールを送りました。
すると、次のようなご丁寧なお返事をいただきました。
この度は、私たちの訪問時にお時間をいただき、
貴重なお話をお聞かせくださり、
誠にありがとうございました。
お忙しい中、私たちの要望にお応えいただき、
心より感謝申し上げます。
私たち一同、園児たちがカザフスタンの
国旗を持って歓迎してくれた姿に感動し、
大変嬉しく思いました。
このような温かいおもてなしをいただき、
私たちにとって大きな喜びと名誉でした。
また、「Хиросимаға қош келдіңіздер
（ヒロシマへようこそ）」という
カザフ語のメッセージを目にした時には、大変感動しました。
12月8日に無事カザフスタンへ戻ることができました。
到着時、アルマトイは雪が降っており、
気温はマイナス20度と非常に寒く、
日本の暖かい気候とは大きな違いを感じました。
今回の訪問で広島に行ったのは初めてでした。
これまで5回 日本への研修旅行を企画してきましたが、
広島を訪れる機会をいただけたことに大変感謝しております。
また訪問する機会を楽しみにしております。
園児たちがカザフスタンの場所や距離、
国旗、言語について興味を持ち、
調べてくれたことを知り、大変嬉しく思いました。
貴園の皆さまが温かく迎えてくださり、
私たちにとって本当に素晴らしい経験となりました。
改めて感謝申し上げます。
ご質問への回答
- どのようにして当園を知ったのか
私のマネージャーが貴園を見つけてくれました。
彼女は大阪大学で学んだ経験があり、
日本について深い知識を持っています。
今回は家庭の事情で同行できませんでしたが、
これまでの5回の訪問すべてでサポートしてくれています。
貴園のことは広島の幼稚園の
ホームページやウェブサイトを通じて見つけました。 - カザフスタンからの移動手段
私たちの移動ルートは以下の通りです：- アルマトイ → ソウル（仁川）
- ソウル（仁川） → 東京（成田）
- 東京駅 → 広島駅（新幹線）
帰りも同じルートを利用しました。
現在、アルマトイから東京への
直行便はありませんが、
ソウル経由の便を利用することで移動しています。
なお、今後2年以内にアルマトイと東京間の
直行便が予定されており、
より便利になる見込みです。
- カザフスタンの方々に人気の日本食
カザフスタンでは寿司が人気です。
ただし、カザフスタンの寿司は日本のものと
少し異なり、韓国のキンパに似ています。
それでも、日本とカザフスタンの両国で
寿司は美味しいと好評です。 - 貴園の印象
貴園は私たちに非常に深い印象を残しました。
職員の皆さまや園児たちの温かいおもてなしと
歓迎に心から感動しました。
園児たちが世界への興味を深め、
学びを広げる環境が整っていることに
感銘を受けました。
また、グローバルな視点を育む教育方針が
強く感じられました。
高い水準の教育と温かい配慮が融合した
貴園の姿勢に心より感謝申し上げます。
改めまして、この度のご対応に感謝申し上げます。
またお会いできる日を心より楽しみにしております。
というものでした。
視察団 education CEOの方は、
子どもの素朴な疑問に、
とても丁寧にお答えくださいました。
そしてその内容を子どもたちは、
とてもうれしそうに、且つ
興味深そうに聞いていました。
今回、子どもたちと直接交流でなかったことは、
本当に残念ではありました。
しかし、間接的であってもこのように、
子どもたちが、世界に目を向け、関心を持ち、さらに
興味を深めていくことのきっかけをいただけたこと、
また、言葉は通じなくても、気持ちが通じ合うという
経験をさせていただけたことを、
大変ありがたく感じております。
こちらこそ、あらためて感謝申し上げます。
そして、またいつか、お会いできますよう
心から楽しみにしております。
＜カザフスタンの方からの贈り物＞
