2024.09.06

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避難訓練(地震)

2024年 9月

幼稚園では年間防災計画で、いろいろな設定での
避難訓練を行っています。

9月1日は、1923(大正12)年、9月1日に発生した
関東大震災にちなんで、制定された防災の日でした。

今回は、地震を想定した訓練です。

地震の訓練は、年少さんは初めて。
大切なお話を、一生懸命 聞いていました。

地震の時は、とにかく頭を守ることが大切です。

頭の上に手を置き、手と頭の間に空間を作り、
クッションの役割をさせます。

「ぐらっときたら だんごむし」を合言葉に、
だんごむしのように丸くなり、
自分の頭を守りました。

教育実習生も一緒に。



訓練とはいえ、ちょっぴり怖さも感じながら、
一生懸命 取り組んでいることが、
うかがえました。

さない、しらない、ゃべらない、どらない
お・は・し・も・
これは、避難訓練の時に大切なこと。

本当は、しゃべらず参加する避難訓練ですが、
「もも組の子、だいじょうぶかね?」
「死んでいないかね?」
他クラスの友だちを気にかける
年少さんの呟き声が聞こえました。

年長さんからは、「人形、大丈夫かなぁ…」という声も。
(人形とは、ガンバタネコちゃんのことのよう)
タネコちゃんも、みんなの仲間なんだね…

子どもなりに、いろいろな思いをもっているのですね。

一時避難場所まで、避難できました。

みんなで、頭を守ることの大切さを
もう一度確認しました。

年少さんに、「どうして(お部屋に)戻っちゃいけないの?」と
たずねてみると、「さみしいから…」とこたえた子が。

先生やみんなとはぐれることを
心配した言葉かなと想像しました。

大雨や台風による被害、地震災害などの情報を
ご家庭で、見たり聞いたりする機会もあるでしょう。
災害の怖さを感じとっている言葉も
あちこちで聞かれました。

これからも、生活の中での大切なことを、
子どもと一緒に考えていきたいです。
子どもたちが、『自分で考えて行動できるよう』になると

いいですね。