2024.07.31

全体

避難訓練(土砂災害時)

2024年 7月

幼稚園で定期的に行っている避難訓練。
7月は、土砂災害を想定した訓練でした。
(今回は、年中児・年長児のみ。)
(年少児は、担任から話を聞きました)

大雨が続き、幼稚園近くの山が崩れ、
土砂災害の危険があるという設定です。

一次避難場所まで、
速やかに避難することができました。

担任の点呼、報告は、とてもスピーディーです。

『土砂崩れ』の時、ここにいては危険です。

これから、安全な場所(大学構内)まで避難します。

おうちの方に連絡できるように、
連絡票と、携帯電話も持参します。

クラスごとにまとまって、
「お」「は」「し」「も」を守り
移動していきます。

子どもたちは、危険な状況を想像し、

身を守るために必要な訓練だということを
感じとっているようでした。

ここが、幼稚園から最も近くて安全な
大学10号館です。

二次避難場所まで来ました。

「本当に、大変な災害が起こった時には、
おうちの方が、ここまで迎えに来てくれます」

「『もしも…』の時には、ここで待ち合わせしましょう」

園長先生の話にホッとした表情の子どもたち。

一緒に避難した現業員の鈴木さんが、
講評をくださいました。

「みなさん、今回の訓練では、
真剣にテキパキと行動することができました。」

実施訓練だけでなく、集いの場でも、
大切なことを話し合う場を設けています。

今月初め、休園になるほどの大雨のことを思い出し、
「家にいるのが安心よね」と言っている子がいました。

また、大学からの帰り道、
「ここが崩れたらどうやって逃げるんじゃろ?」と、
話している子もいました。

何もないのが一番ですが、
『もしも』に備えておくというのは、
命を守るために必要なことです。

いざという時に安心して行動できるよう、
折りに触れて、子どもと共に考えていきたいです。