2024.06.28

全体

子どもの心 子どもの力 vol.3

2024年 7月

梅雨に入り、空模様と天気予報とを、にらめっこの毎日です。
子どもたちは水遊びができず、残念がっていますが、
おいも畑のいも苗たちは、しっかりと根を張りつつあるようです。

 

現業員の鈴木さんが畑に肥料を入れ、草をとり、
丁寧に畑を作ってくださったので、
秋にはたくさんの収穫が見込めることでしょう。

先日、タッチケアの講習会に参加してきました。
歩くまでの赤ちゃんたちの参加する「赤ちゃんルーム」の
七木田先生が講師をされていて、
興味深いお話をたくさん聞くことができました。

その中でも印象に残ったのが、
『赤ちゃんは、強い刺激を求めていない。
優しく穏やかな接触を・・・』という言葉でした。
大人は子どもをたくさん刺激するほど、
成長すると考えてしまいます。

でも、その刺激は本当に子どもの求めているものなのか、
一歩引いて考えてみることも必要だなと思いました。
『たかいたかい』をたくさんするよりも、
抱っこで揺らしたりさすったり。

そこでの安心感が親子の愛着形成の
原点となるのではないでしょうか。
子どもの “今” 求めているものは何か、考えていくのが、
大人の務めであるような気がします。

降園時、子どもたちを迎えられる保護者の方々は、
「おかえり~」と抱っこしたり 手をつないだり、
穏やかにお迎えされています。

子どもたちも、笑顔いっぱいで保護者の方に話しかけています。
そんな光景を、毎日見ることができて、幸せな気持です。
穏やかなかかわりを今後も続けていきたいですね。

(園 長  中 井 由 里)