2017.11.06
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秋への深まり
2017年 11月
一日一日秋への深まりが感じられる今日この頃
北園舎の教室からは、美しく紅葉していく木々がよく見えます。
そんな幼稚園に身を置いて、
子どもたちのこんな姿があります。
年長さんがどんぐりに穴をあけてくれ
どんぐりごまを作ったり、
落ち葉を集めたり、
子どもたちの周りには、魅力がたくさん
子どもの視線の先にあるものは…
表面的にはただ遊んでいるように見えて、
子どもたちの内面では、
私たちには見えていないものが見えていたり、
考えたり、イメージしたりして
遊んでいます。
例えばこの葉っぱ…
こんなに集めるまで、
一体どれほどの時間を費やしたでしょう。
しかし、子どもは飽きることなく集め続けます。
子どもに流れている時間というものは
どんなものなのでしょうね。
心ゆくまで自分のやりたいことをやり抜く中で、
子どもの今感じていること、
それが見えた時、
私たちはいつも胸が熱くなるのです。
年長の部屋を覗けば…
?立派な生き物の世界が出来上がっていました。
㊧ サソリ ㊨ エビが群れを成して流れている
㊧ サソリがエビを食べていたり、クワガタ 対 カブトムシの戦い
㊨ とんぼが三匹水辺で休んでいる
㊧ せみ ㊨ カブトムシ
そこに子どもは居なくても
子どもがどんな思いで遊んでいたのか?
何を実現しようとし、
どんな充実を味わっていたのか…
残された跡、そして空気で伝わってきませんか?
秋の深まりに比例するように、
友だちとの関係・遊び方がぐんと深まるのも
この時期のように思います。
秋の深まり、実りの秋に感謝です。