2022.08.30
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自然
これは、何の木?(第6弾)
2022年 8月
『これは、何の木?』シリーズも、
第6回目となりました。
本日はこれ、
正門横(右→)の大きな木です。
木の葉は、こんな感じ。
10~20㎝の楕円形の葉が集まって、
手のひらのような形をしています。
たくさんの木の実がついていました。
固そうな実ですね~
なんという木の実でしょうか?
この実は、厚い果皮に包まれて栗に似ていますが、
栗とは違って苦味成分が含まれているそうです。
アクが大変強いため、
そのままでは食べることはできません。
縄文時代には、主食として食べられていたそうで、
現在でも、茶、もち、煎餅など、
幅広く利用されています。
ちょうど落ちてきました!
中の実は、こんな感じです。
ところで、この絵本
『モチモチの木』は、ご存じでしょうか?
1971年に発行されて以来、
多くの方に親しまれている『モチモチの木』は、
この木がモデルとなっているそうです。
この木が、物語の中心になっているなんて…
なんだかとてもワクワクしてしまいます。
正解は、『栃(とち)の木』です。
ちなみに栃木県の県木だそうです。
『とちの木』
とても興味深い木ですね。
正門手前に生えていて、来園者をいつも
出迎えてくれている大きな木です。
園に来られた時には、
足を止めて、ぜひ見上げてみてくださいね。