2022年　2月

年長児の、節分会に向けての活動は、
鬼の絵を描くことにしました。

クラスでの集いで、自分の心や、友だちの心に
入ってきてほしくない鬼は、どんな鬼？？と、考え、
思いを出し合った後に、一人ひとり描いていきました。

テーマが『鬼』ということで、
なかなか伸びやかに、思いっきり
表現している子も多かったです。

絵の具が乾いたら、
クレパスで細部に描き込んでいきました。

暴れている鬼や、意地悪な鬼、
泣いている鬼に、寝坊助している鬼…
それぞれが、想像を目いっぱい膨らませ、
自分の思い描く鬼の表情を描いていました。

見ているだけでとても面白かったです。
周りには、鬼の金棒や、お福さん、豆なども
描き込む姿もありました。

完成した鬼の話を一人ずつに聴きました。
これね、おこりんぼう鬼、自分はよく怒るから…とか、
いつもお兄ちゃんとけんかしちゃうから、
ケンカ鬼描いた！とか、

苦笑しながら、
「朝、なかなか起きないから、寝坊助鬼にした」など、
自分の姿と重ね合わせながら、
描いていた子も多くいたことに驚きました。

自分の短所というか…、特徴というか…、
そういうことに気付け、
そういう自分を受け止める力が
ついてきているんだなぁと感心もしました。

そんな年長児も、園生活、
残り約一か月になりました。

ありのままの自分をしっかり出し、
友だちともぶつかったり、仲直りしたりしながら、
内容の濃い園生活を過ごしてほしいと思っています。