2013.02.01
年長
上田宗箇流 お茶会
2013年1月
年長組さんが、上田宗箇流のお茶会に招かれました。
正式なお辞儀や言葉を教わり、
子どもなりに粗相のないようにしなければ・・・と感じているのか、
いつになく(?!)緊張気味で、
ドキドキ・バクバクと心臓の打つ音が、聴こえてくるようでした。
出していただいた生菓子 『 雪の花 』
「お口に入れると、雪のようにふわぁっと溶け出しますよ・・・」
との説明を受けると、その感覚をイメージしてか、
子どもたちの顔まで、トロンと溶け出すようでした(笑)
「お菓子を頂く時には、お菓子のことだけを考えましょうね・・・」
と言われ、一口一口、味わいながら頂きました。
その後のお茶は、子どもの中で、
「おいしい」「あまい」「にがい」
等など
それぞれに、
いろいろな感想を持ったようでした。
しかし、子どもたちは、教わったことを自分の中で消化し、それを最大限生かしながら、お茶の世界を味わってくれたことが、子どもの鼓動から感じとれ、
よい意味での緊張感も、良いものだなぁと思いました。
幼稚園に帰る
道すがら、
「今日にお菓子、おいしかったよね」
「お茶は、ちょっと苦かったね」
「俺、苦かったけど、残したらいけんと思って全部飲んだ」
など、子ども同士で会話する姿も
幼稚園という集団生活においての
共通体験の良さだと再認識し、
満足そうな子どもの表情が何とも愛おしかったです。