2021.06.04

全体

泥だんご遊び(①)

2021年 6月

梅雨に入ったとはいえ、本来、まだ風薫る季節
天候のよい日には、かなり乾燥もしていて、
園庭の砂の具合は、とてもいい感じ(^_^)/

そんな時期は、幼稚園で盛り上がるのは……?

そうです、これこれ!!泥だんご!

たかが泥だんご…と思われたら、
それは大きな間違い!

とても奥が深い遊びなのです。

友だちの泥だんごを見て、
どうやったらそんなの作れるの?と、
自分でも作ってみたいという意欲が湧き、

壊れちゃったから、またもう一度チャレンジ!
悔しい気持ち…でも、負けるもんか!!

こっちの泥の方がよさそうだな…
こっちのさら粉の方がいいな…
遊びの中で、経験と勘にも似た感覚の中で…

だんだん良くなってきたぞ…
頑張っている自分を認めてあげる自分

あと何回くらい さら粉かけたらいいかな?
100回くらいかな? え~~~(*_*)
それでも、辛抱強く育てている泥だんご

きれいにきれいにな~れ!
心をいっぱいに込めて、育てています。

非認知能力の育ちを言われている昨今です。
幼児教育で著名な東京大学名誉教授の汐見稔幸先生は、
『非認知能力』を、魚釣りで例え、
罠をひたすら作り続ける集中力、
罠を改善したりわなを仕掛けるポイントを考える直観力、
魚が取れなくてもあきらめない忍耐力、
失敗してもまぁいいかと思える楽天性、
友だちと協力する力、
間違ったことをしたら素直に謝ることができる正直さ、
これらが『非認知能力』であると、述べています。

この泥だんごにおいても、この『非認知能力』が
しっかり伸びていくように感じませんか?
本当に奥深い、子どもたちの大好きな遊びの一つです。

?
(きれいに作ってたのに…かけちゃった(涙))

自分の泥だんご専用箱に保管して、
今日の続きが明日また……始まります(*^_^*)