2020.09.08
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2020ビオトープ観察会 第二回目(年中・年長)
2020年 9月
今年度、二回目のビオトープ観察会を
開催しました。
この観察会は、毎年、
ビオトープの施工をしてくださった
カジオカL.A.さんの計らいで、
実施することができています。
開催日は、ちょうど当大学
子ども発達教育学科の教育実習日でもあり、
学生さんにも、レクチャーくださいました。
これから幼児教育を目指す学生にとって、
自然を愛する梶岡先生のお話は、
強いセンス・オブ・ワンダーの概念を
感じとらせていただけたのでは…思います。
観察会が始まる前から、
気の逸る子どもたちは
先生たちが持って来て下さった
生き物に興味津々
保護者や在園児の妹も、興味を示し近づいて…
さすが、当園の親子です(*^_^*)
観察会の始まりです。
?
今年度二回目の今回は、
秋の虫についてのお話でした。
子どもたちにはすっかりおなじみの
梶岡先生・清田先生・高村先生
ばったの仲間のお話や、
トンボやチョウの跳び方の違い、
バッタが人間くらいの大きさだったら、
25メートルくらい跳んでいることになる…というお話
?
あらかじめ持ってきて下さっていた
生き物を見ながら、話されたり、
資料で示しながら
説明してくださったりして、
興味深そうに、聴く子どもたちでした。
トンボはどんなふうに跳ぶか?
放してみよう!!
「わっ、止まった!」
「この枝の先にいる虫は何か分かるかな?」
「はい、はい、は~い、ナナフシ!!」
?
「これは何か分かるかな?」
「これは、幼稚園にもある
プラタナスっていう葉だけど、
よく見てみると実がついているね…」
「まるで、ドラえもんの首にある鈴のようだ
それで、『すずかけ』とも呼ぶんだよ」
?観察会後半は、年長児だけの時間です。
先生たちが、あらかじめ
捕まえて来て下さっていた
生き物の観察をしました。
わ~、ハンミョウなんて、珍しい…
しかも、とっても美しい…
8月は、ほとんど雨が降らず、
生き物にとって大切な雑草が、
水分不足で枯れていて、
生き物の数が例年より、
とても少なかったそうです。
それでも、少しでも、いろいろな生き物を
身近に観察できるように…と、
今日のために二日もかけて、
捕まえてきて下さいました。
最後に、その生き物たちを、
園のビオトープに放ちました。
「ここを気に入って、棲みついてくれ~」
という気持ち、
いっぱいの年長児でした。
今年度、
二回目のビオトープ観察会も
子どもたちの、更なる好奇心を
最大限に引き出して下さった
会となりました。
今年は、これから、
ようやく遅い初秋を
迎えようとしており、
園のツクツクボウシも、
行く夏を惜しむように
鳴きまくっています。
子どもにとっての、
新たな発見と驚き
センス・オブ・ワンダーの心を、
大切に大切に
見守っていきたいと思います。?
関係者の皆様、
本当にありがとうございました。