2012.11.26

年中

年少

年長

保育参加がありました

2012年 秋

戸外に一歩足を踏み出すと、目にしない時はないくらい
園庭のあちらこちらで、
見かけただんご虫。

今では、すっかり影を潜め、季節は確実に
移り変わっていることを
感じさせられます。

そんな、寒空の中、手のひらに一匹のだんご虫を乗せ
じっと観察している
子ども二人。

「こんなに寒くなってきた
のに、まだいたのね・・・」

純粋に感動し、そう言葉を添えました。
その後、小枝や枯葉で、お布団や遊び場を作り、
           さらにそのだんご虫の観察を続ける二人。
単に、観察という一言では括りきれない
あたたかく・・・ほのぼのと・・・ゆったり・・・豊かな・・・
そんな時の流れを過ごしているようでした。

幼稚園で、毎年、この時期に行っている、「保育参加」
「保育参観」でなく、「保育参加」

保護者の方に、子どもの園生活に実際に入り込んでいただき、
子どもの感じる楽しさや、悔しさ・葛藤・感動などの、
心の体験をしっかり感じていただける、大切な時間・・・と
位置づけて行っています。

毎日、少人ずつ、
一緒に運動会ごっこ、製作・縄跳び・鬼ごっこ・集まりの活動・・・
その日その日の遊びに加わっていただいています。

            ~ 保護者の方のコメントより ~

◎子どもたちの想像は、膨らんで、想像した世界に入り込んで、考えて、感じて・・・本当、子どもたちの心・頭の柔軟さ、豊かさとを、思い知らされました。無知から始まったことが、どこまでも無限大に広がるんですね。

◎いやーーー子どもって元気ですね。数年ぶりに本気で走りました。
大人になると、本気で何かをするって、なかなかないような・・・
保育参加って本当、色々な体験をすることができて、ある意味、貴重です。
その時に、同じ空間に、同じ体験をすることで、心があったかくなったり、
不安でドキドキしたり、リアルタイムで見ることができて、私も感じることができます。ただ、たくさん子どもがいるので、自分のまわりの様子しか分かりませんが、後ろにもめがあったらなぁと・・・(笑)

◎カプラ、ほしくなりました(笑)
カプラで遊ぶ子に入っていると、一人黙々と組み立てる子・組み立てて、さらにそれで遊ぶ子・お友だち3~4人と、家や人形に見立ててごっこ遊びをする子・ゲームのように順々に積み上げる子・・・と個性様々。人間関係もそれぞれ。
感覚や、創造力・集中力など、寝ているばかりの乳幼児から考えると、成長って、人間って面白いなと思いました。

  保護者の方には、限られた短い時間の中ではありましたが、
          子どもと共に流れるその時間に
         どっぷり浸かり、寄り添っていただき、
   また、その中から、多くの学びを得てくださり、感謝しています。
               お疲れさまでした。