2019.09.24
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保護者会講演会(有々の会)
2019年 9月17日
*この日は、保護者会講演会を開催いたしました。
保護者の方も有意義な時間が過ごせますように
という願いを込めての
有々の会(保護者会講演会)で、
保護者の方対象のお勉強会!です。
今回のテーマは、
『絵本の楽しみ』
~子どもの感じ方、大人の感じ方~
講師の先生は、
比治山大学短期大学部
幼児教育科主任 菊野秀樹先生
◎絵本「おおきなかぶ」にはじまり、
「ロージーちゃんのひみつ」等
子どもの感じ方と大人の感じ方を話されました。
◎子どもの遊びは、子どもの自発的な興味がわき出ること。
遊びを何度も何度も繰り返すことが、
「力をつける」「自然に育つ」ことに繋がる
大人は、とかく教育しようとするが・・・
子どもとズレがあることを認識しなければならない。
◎教育観には……
植物モデル(土・陽の光・水の加減:環境を整える)の教育観と
動物モデル(調教的)の教育観があるが、
子どもたちを育てるうえでは、
植物モデルの教育観で育てたい。
その中で「非認知」等を遊びを通して育てたい。
◎特に遊びを通して育つものは
・グリット(やり抜く力)
・自尊心
・内発的動機付け(自分がやりたくてやる:興味がある)
・共感性
・自律性
◎絵本からのごっこ遊び
絵本に触発されたごっこ遊びは、
絵本世界の体験を深め、子どもを開放させ、
創造的活動のエネルギーを生みだし、
想像力や創造力は成長していく
ごっこ遊びはすごい力を持っている。
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子どもにとっても子育て真っ最中の保護者にとっても、
なじみの深い『絵本』がテーマとあって、
保護者の方も身を乗り出して聴いてくださいました。
赤ちゃんを横に寝かせながらも真剣に…
嬉しい限りです。
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◎日本児童文学作家:石井桃子さんからのメッセージ
子どもたちよ、こどもをしっかりと楽しんでください。
大人になってから老人になってから、
あなたを支えてくれるのは、子ども時代のあなたです。
◎その他以下の印象的なメッセージにも心が動かされました。
子どもたちには愛されている
自分の力を発揮できる
共感してくれる人がいる といった環境が必要
貧しくても幸せな人はいるけれど、孤独で幸せな人はいない
菊野先生から
読み聞かせの大切さを
学ばれた保護者は…
「小学校5年生がいるけれど、
まだまだ読み聞かせをしよう!という
気持ちになりました。」
「読み聞かせ、帰ってから実践します。」
「よいお話で、あっという間に時間に
なっていました。」
等々保護者の皆様からうれしいコメントをいただきました。
園でも、子どもたちの大好きな、絵本からのごっこ遊びを
保育の中に大切に位置付け、楽しく遊んでいきたいと改めて
感じました。
菊野先生、貴重なお話を
本当にありがとうございました。