2019.03.11
未分類
楽しかった図書室の時間(年長組)
2019年 3月
幼稚園の図書室で、週に一回の図書本貸し出しの日
子どもたちは、この日がとても
楽しみな時間でもありました。
隔週で、『おはなしポケット』の
読み聞かせボランティアさんが、
読んでくださる本や紙芝居も大好きでした。
この日は、年長児最後の図書室での時間。
最後ということで、
『おはなしポケット』の皆さんが
お話会を開いてくださいました。
まずは、『ももたろう』
?
割れた桃から現れた人形に大爆笑
ポポちゃんだ、ちがうよ、メルちゃんよ!
(担任 心の声…いいからいいから…静粛に…
あれはももたろうです…)(笑)
…とそこへ、実寸大の鬼が現れ…
一同騒然・・・
?
鬼が島に連れて行かれてしまう~~~
すると、大きくなった桃太郎が鬼が島へと
鬼退治に出かけていってくれるということで…
続いて、大型絵本『たまごにいちゃん』
ずっと小さなひよこで、
お母さんの懐に抱かれていたい…
けれど、大きくなった自分も案外かっこいい…
そういった子どもの無意識の内面が描かれた
担任たちも大好きな絵本でした。
子どもたちに、
そこまでの意図は伝わらないにしても、
私たちは、保護者の方の思いを
全部キャッチさせていただきました。
最後は、参加者皆さんが全員で子どもたちに
『みんなともだち』の歌を歌って
聴かせてくださいました。
♪み~んな一緒にかけっこした!♪
♪み~んな一緒に妖怪作った!♪
子どもたちの一年間を言葉にして
歌に乗せてくださり、
いろいろなことを走馬灯のように
思い出したようでした。
最後は、子どもたちにとっても保護者にとっても
幼稚園開園50周年という大きな節目の
この一年間の重みを共に
誇りに感じながら園歌を歌いました。
お母さんたちが号泣で、その想いを子どもは
まっすぐ受け取ってくれていましたよ。
子どもたちからは、
『おはなしポケット』の方たちへ、
感謝の気持ちを込めて、
『さよならぼくたちのようちえん』の歌を贈りました。
お母さんたちのトンネルで、
子どもたちは、図書室での
楽しかった時間をあとにしました。
子どもの実感はまだそこまで
湧いていないと思いますが、
保護者の方々からは、
巣立つ寂しさが伝わり、
その親心と子どもの後ろ姿が
私たちの見送る寂しさを募らせ
涙が出ました。
出口では、
子ども一人ひとりにメッセージつきのメダルと、
折り紙で作られたカープ帽子を
プレゼントして下さいました。
卒園を控えたここ数日、子ども自身も、
?
たくさんの人に温かく包まれる喜びというものを
感じ取っているように思います。
???
目には見えないその思いは、
心と心でしっかり繋がっているように思います。
本という活動を通して、
愛情をたっぷり注いでくださった
『おはなしポケット』のみなさま、
子どもたちにかけがえのない時間をいただき、
本当にありがとうございました。