2024.11.02

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子どもの心 子どもの力 vol.6

2024年 11月

園庭の木々が少しずつ色付き始めました。
秋本番を迎えようとしています。
秋は 「芸術の秋」「読書の秋」 「スポーツの秋」など、
何をしてもいい季節です。

幼稚園 も、10月は運動会・作品展と大きな行事がありました。
運動会・作品展ともに、
とてもスムーズに終了することができました。
保護者会の方々が、子どもたちのために、
準備から片づけまで一生懸命取り組んでくださいました。
おかげさまで、来場者も多く
盛会に終了することができました。

約 1か月前の運動会です。

「子どもってすごいなー」と思った瞬間が脳裏から離れず、
その光景を思い出すと、
心が温かくなるとともになんだか力がわいてきます。

それは、年長、
ゆりぐみときくぐみのリレー終了後の出来事です。

先生が勝敗を告げた瞬間にゆりぐみときくぐみの子が
抱き合って喜んだのです。

同じクラスの子同士が
喜び合う光景は何度も目にしましたが、

クラスを超えて喜び合う姿は
私の記憶の中にはなかったような気がします。

お互いをたたえあって、
ともに走った仲間として、同じ人として・・・。
年長組になると、このような感情が
出てくるのかもしれ ません。

とてもすがすがしい気持ちにさせてくれる光景でした。

年少・年中組の子どもたちも、
年長組の子どもたちのように心が清らかに
大きく育ってくれることで しょう。

その一端を幼稚園も担っていると思っています。

(園長 中井 由里)

※ 画像は、運動会予行演習の時のものです